双子育児〜夫婦2人での育児〜1年を振り返る 前編

育児双子育児

1歳を迎えて

2020年11月で我が家の双子は無事に1歳を迎えました。

先日、妊娠〜出産まで振り返ってみたので今回はこの1年を振り返ってみたいと思います。
妊娠〜出産まで振り返った記事はこちら

初めての子育て。

産まれるまでは色々なことを調べ、考えました。

不安、心配。
育児で死にそう、辛い。
ストレス、イライラ。
里帰り出産もしない。
双方共に両親の手助けはもらえそうにない。

そんな我が家ですが。
この1年は大きなストレス、イライラもなく過ごせてきました。

双子育児は大変さが2倍、と言われますが。
楽しさは2倍以上です。

事前に調べていた大阪市のファミリーサポートやベビーシッターも、登録は済ませていたものの利用しませんでした

今のところまではイメージしていた壮絶さはなく、家族4人で楽しく過ごせています。

出産〜NICU〜GCU〜退院

夜中の突然の破水から無事に出産を迎えましたが。

予定より1ヶ月半近く早い出産で体重は2人とも1800gほどでの出産。
低出生体重児ということで体重2300gを目標にNICU(新生児集中治療室)で過ごすことに。

たくさん色んな物を繋げられて懸命に生きています。

手3つ分の大きさ。

奥さんは退院してから毎日子供達に会いに通っていました。
僕は仕事後で遅くなるので週末だけ。

やっぱり母親は自分のお腹を痛めて産んでるので愛情が違いますね。
僕は最初は抱っこするのも怖かったし、やっぱり母親とは違うんだなーと思いました。

母強しw

オムツを変え、ミルクをあげ、抱っこして。
しばらくして沐浴もするようになり。

今までの自分に「親」という要素が徐々にプラスされていく日々です。

よく「親になる」と言いますが。

「親」という要素、役割が今までの自分に追加されていくという考え方をおすすめします。
親になったから今までの自分を変える必要はなく。

追加すると考えれば「親になったから何々やらなければならない!」
といったプレッシャーを感じることもないかと思います。

生後20日目でGCU(新生児回復室)へと移動。
体重は1920gほど。

順調に育ち、34日間の入院生活を経て無事に退院しました。

いざ退院という時に、夕方と雨だったこともありタクシーが全く捕まらずかなり病院で待ち時間が発生したのは良い思い出です・・w
早く連れ帰ってやりたいのに・・w

家族4人での生活スタート

産まれて1ヶ月と少しを病院で過ごしたのち、ついに家族4人での生活がスタートしました。

最初の1週間ぐらいはとにかく慣れない日々でした。
泣いてるだけで慌ててしまうし、なんとかしてあげなきゃと必死で。

病院では母乳をあげる前と後に体重を測っていましたが、自宅ではそれが出来なかったのでどれぐらい飲んでるかわからず。

足りてるのか、多すぎるのか?

全くわからなかったので結局ベビースケールをレンタルしました。
結果、思ったよりも少なかったと判明。

ミルクを増やしてあげると泣くことが減りました。
母乳は全く量がわからないのでベビースケールは持っておいた方が便利です。

あとこの頃よく困っていたのはゲップですね。

親の最初の試練?w
ゲップをうまく出来てるのかどうかも分からなくて。

あと我が家はミルク吐き戻しもありました。
ゲップが上手く出来てればなかったのかもしれませんが、ちょいちょい吐いてしまってました。

日中は僕は仕事で奥さんがずっと見てくれていました。

新生児期は計ったように3時間ごとに起きてミルクくれー!と泣きますw
それ以外は特に動き回ることもないですから、とにかくこの時期の母親は眠気との戦いかと思います。

我が家は大体3時6時9時12時といった感じの授乳時間。
僕が帰宅して落ち着いたら奥さんが数時間睡眠を取ってもらい24時のミルクが終わったぐらいで交代するというスタイルでやってました。
時々起きてこない時がありましたけどその時はそのまま寝てもらってましたw

でも今思うと。
寝過ぎると母乳をあげられないので、胸の張りがキツくなって痛くなるので寝させすぎも良くなかったのかもしれません。

うちは母乳育児にこだわり過ぎずミルクも併用して、電動搾乳機を活用してました。
めちゃくちゃ取れてビックリしてましたw

1月(生後2ヶ月)に初散歩
この頃から今まで(1歳1ヶ月)我が家のスタイルは抱っこ紐+シングルベビーカー。

抱っこ紐は新生児から使えて前向き抱っこも出来るのを探した結果エルゴベビーのOMNI360にしました。

1月後半(生後75日目あたり)になると夜間の睡眠が4〜6時間ほど眠るようになりました。

2月(生後3ヶ月)で体重が5kgこえ。
笑顔も見せるようになり、おもちゃにも反応するようになってきました。

当時、ゆらゆら揺れるタイプのバウンサーをレンタルしていましたが正直我が家ではそこまで活躍はしてなかったように思います。
あまり泣き止ませや寝かしつけには使わなかったかな。
逆に知り合いにいただいたシンプルなタイプのバウンサーは大活躍しました。

1台しかなかったので追加購入しましたw

この頃、少しずつミルクの飲みムラも出てくるようになってきていました。

3月(生後4ヶ月)、おもちゃを充実させてあげたいと考えておもちゃのサブスク「トイサブ」を利用開始。

定期的におもちゃを送ってくれて、こちらの希望や子供の状況に合わせて相談出来ます。
気に入ったおもちゃは買取も可能

親の目線だけではなく色んなおもちゃに触れられるので導入しました。
中には興味を持たないおもちゃもありますが、子供には「違った刺激に触れさせる」のが重要だと思うのでおすすめです。

この頃一番悩まされたのはウンチ漏れでしょうか。。
寝返りはまだ出来ないけど体を左右に動かし出す時期。

特にバウンサーに載せてる時にお尻が押されてか、背中にびっちりと・・w
奥さんがひたすら何度も手洗いしてたのを覚えてます。

下着だけではなくバウンサーにも付いてしまうのでしばらくバウンサー恐怖症にw

我が家ではオムツをパンパースからムーニーに変えると少しマシになりました。
ムーニーはゆるウンチポケットがあったので。
それでも完璧ではなく、ウンチ漏れ自体を防ぐことは出来なくて。

汚れだけでもしっかり落としたい、で辿り着いた洗剤はウタマロ石鹸でした。
ウンチ漏れの汚れに効果抜群で驚いてましたw

4月に緊急事態宣言が発令となるのですが、その前まで奥さんは大体毎日僕のお弁当を作ってくれました。
子供達を見ながらお弁当作ってくれて本当感謝です。

ステイホーム

4月(生後5ヶ月)、緊急事態宣言により僕も自宅待機となり家族4人で過ごす日々。

月に1回ぐらいのペースで双方の両親が会いに来てましたがこの頃から中々来られなくなりました。
こんなに小さい時を見られて抱っこ出来るのは今しかないけど、100年に一度レベルの事態なので我慢するしかないですね。

自粛に入ったすぐに兄の初寝返り

ステイホーム中じゃなければ見れなかった初寝返り。
日々成長を感じられます。

毎日お風呂に入れて毎日たくさん遊んで。

どこかに遊びに行くという刺激は与えてあげられないので2日置きに皆で近所の散歩。
お気に入りとなったパン屋さんを発見したりして充実した家族の時間で絆が深まったような期間となりました。

焼き菓子と米粉パン kumako 公式サイト

ここのパン、本当に美味しいです。
おすすめはクロワッサンです。

5月(生後6ヶ月)、2人とも体重が6.5kgをこえたあたり、弟のベビーカー嫌いが出てきました。

双子でベビーカー嫌いとかめちゃくちゃ困るんですけど・・w

ちょうど双子用ベビーカーを購入したばかりでチャレンジしてみたんですが、案の定大泣き・・w
とても乗せられないということで断念しました。。

現時点(1歳1ヶ月)でも双子ベビーカーは中々乗ってくれません・・w
我が家は1人用ベビーカーと双子用ベビーカーの両方を持ってます。

この頃から二人とも遊んでると大きな声で笑うようになってきていて、気を良くしていた僕はたくさん笑かしていた気がしますw

半年を迎えて、離乳食開始。

水もお茶も飲まないような子供達。
10倍粥も口に入れないで舌で押し出して食べません。

中々時間がかかりそうで手強かったですが、今ではすっかりバクバク食べておりますw
いずれ食べるようになりますからあまり考え過ぎないのが良いですね。

5月後半になると僕が通常通りの出勤となったので再び奥さんが一人で日中見ることに。
自粛中にすっかりずり這いで移動出来る様になってきた子供達。

手に負えない時には伝家の宝刀がありました。

なぜかわからないけど効果抜群で泣き止んでくれる絵本「もいもい」ですw
大人には理解出来ませんがなぜか「もいもい」を見せるとよく泣き止んでましたw

我が家はこのあたりまで沐浴でした。
かなり長い方かと思いますw

双子ということで小さく産まれてますし、他の同世代と比べても小さい我が子達。
まだ沐浴でもいけそうだったのですが今後を見据えてお風呂へ移行。

奥さんが1人入れてる間にもう1人を僕が見て。
お風呂終わったら子供を入れ替えて、っていうスタイルでやってました。

現時点(1歳1ヶ月)でも基本はこのスタイルのお風呂です。

生後半年をこえて変化と激動の日々

6月(生後7ヶ月)以降は次回更新の後編となります。

保育園が始まります。

0歳から保育園に入れるのはかわいそう、なんて声もあるようですが。
僕自身は早いうちから色んな刺激に触れられるのは良いことだと思ったこと。
そしてコロナ禍で色んな場所に連れて行ってあげることが出来なかったので、もはや遅いぐらいと思ったこと。

他にも考えたことはありますが早く入れた方が良いと判断しました。

奥さんは中々悩んでいましたが。

「0歳から保育園はかわいそう」はむしろ離れたくない親のエゴではないかと思っています。
いずれ社会に飛び立たせる我が子ですからね。

このあたりはまた別の機会に書いてみたいと思います。

そして病気との戦いも始まりました。

コロナ禍において、家族分断も経験しました。

より一層家族の絆が強くなった半年以後です。