双子育児〜夫婦2人での育児〜1年を振り返る 後編
8月(生後9ヶ月)
寝転がる僕の体に2人してよじ登って乗り越えることが出来たり、鏡に興味を持って鏡に映る自分に叫んだりw
離乳食は自分でスプーンを持ってみたりも出来る様になりました。
まだまだ上手く食べることは出来ませんが。
コロナ禍で中々お出かけすることも出来ない日々でしたがお盆休みにたまには、と思い切ってお出かけ。
僕も奥さんも水族館や動物園に2人でよく行ったので今度は子供達と一緒に海遊館へ。
寝ている時間もありましたが初めて見る大きな水槽とお魚さん達に興味津々な感じでした。
やっぱりこういった刺激は必要だな〜と実感。
海遊館は普段ベビーカーでの入館は出来ないとのことですが、今回はコロナ禍での特別対応でベビーカーでの入館可能でした。
ですが、スタッフ用の通路など通ってエレベーター移動するので案内に時間もかかるのでベビーカーなしの方がおすすめです。
下旬には「かっぱ寿司」に行ってみました。
赤ちゃん連れでの外食は実は回転寿司が良いという記事を見たのでチャレンジしてみました。
元々外食が少ない我が家、コロナの影響もあって子供達を連れて外食したことがなかったのです。
回転寿司のメリットとして何より「すぐ帰れる」でしたw
どんなに大泣きしてもうダメだ、と思っても注文分さえ終わっていれば即会計して終われるという点。
この「もしもの保険」は非常に大きいですw
親も慣れていない子供連れの外食だったのでまず椅子に座らせるところから苦戦しましたが離乳食も僕らのご飯も食べれらて大満足でした。
再び病気との戦いと家族分断
9月(生後10ヶ月)
つかまり立ちをし始めこんなの買わないぞ、と思っていた頭ごっつん防止のリュック型枕を購入w
つかまり立ちを始めるととても危なくて必要でした・・w
下旬には奥さんの実家へ2泊3日で子供達を連れて帰省。
僕はペットのうさぎの世話も必要なので自宅でお留守番。
子供達にとって初めての遠出でしたが長旅で大泣きすることもなく無事に辿り着けました。
しかし2泊して帰ってきた奥さんは疲れ果てていました・・w
「意外に親が役に立たなくてほぼ1人で見ていたような状況」と・・w
帰省するのも難しいものですね。
これまでは奥さんと子供達が和室で寝ていましたが、この頃から家族4人、同じ部屋で寝るようになりました。
10月〜(生後11ヶ月〜)。
ずっと一緒に暮らしてるもののまだほとんど触れ合ったことのない我が家の子供達とうさぎさん。
うさぎは結構すぐに毛が抜けるので子供達が毛を飲み込むのを出来るだけ防止する為、直接の触れ合いを避けています。
うさぎが気になって仕方がない子供達はうさぎのケージをガシガシ叩くのにハマってしまったようです。。w
挙げ句の果てにうさぎの水を入れているウォーターボトルを破壊してしまいました。。w
そして後半から再び病気との戦いです。
また風邪かな?という症状が出始め、あっという間に再び家庭内感染。
今回は僕は比較的軽い症状でしたが奥さんが前回より酷いんじゃないか、ぐらいの症状。
すぐに弟の方が咳が出続けて夜眠れなくなり、食欲も減ってきました。
翌日病院へ行くと39度こえの高熱。
血液検査の数値も異常とのことですぐに大病院へ行くことに。
様々な検査をして、結果は肺炎と診断。
急遽そのまま入院となりました。
心の準備はしていたものの、いざ入院となるとたくさんの障害がありました。
乳幼児の入院の場合、24時間保護者の付き添いが必要。
付き添う保護者が入れ替わることは不可。
どうしても時期的にコロナを疑わざるをえず、奥さんも風邪症状が出ているので奥さんが付き添うのはNG。
比較的軽い症状の僕と肺炎と診断された弟。
重い症状の出ている奥さんと軽い症状の兄、で悪循環が生まれかねない。
最終的には病院側の配慮で奥さんの付き添いの許可が出ましたが。
コロナ禍により完全隔離、陰性確認されたあと隔離は解除されるがそもそもコロナ対応により全員面会不可。
つまり退院するまで家族は完全に分断となったわけです。
コロナ禍での突然の入院で、親子は離れ、夫婦は離れ、双子も離れ。
父と兄、母と弟。
たった5日間の入院生活でしたが、すごく長い期間で辛い期間でした。
入院中には楽しみにしていた保育園の参観日もありました。
初めて本気で新型コロナを憎んだ時だったかもしれません。
家族が離れる、という経験をしたあと。
家族4人で1 歳の誕生日を迎えられたことの幸せを噛み締めました。
家族
僕は自分の父親と一緒に住んだことがありません。
繋がりはずっとあって今でも連絡はたまに取りますが、一緒に住んだ経験がありません。
なので家の中に父親がいる、ということがいまいちイメージ出来ないまま双子を迎えました。
父親ってなんなんだろう?
何すればいいんだろう?
父親と遊ぶってなんなんだろう?
「正解」は分かりません、が。
イメージがないなら自分で作ってしまうしかないか、と考えて過ごしています。
まだ1歳を迎えたばかりですが、笑顔の溢れる家庭を作っていけたらなと自分なりに思っているところです。
笑顔
笑顔が溢れる家庭を作る為にどうするべきか?
僕が優先的に考えていることは、
自分が一番であり、パートナーが一番であること。
子供はもちろん大切ですが、それよりも自分と奥さん優先です。
なぜか?
母親は自分のお腹を痛めて我が子を出産します。
そのせいもあって父親とは産まれた時からの愛情が違います。
母親は子供が一番になりがちです。
そうなるとパートナーである父親を優先しなくなります。
その変化に父親はついて来れなくなってしまいがち。
それが少しずつ心の距離を遠ざけることになってしまう。
心の距離が遠ざかった夫婦の間で育つ子よりも。
いつまでも仲の良い夫婦でいた方が子供に笑顔が溢れるのは当然です。
我が子なのだから一番でなくてどうする。
と思う方もいるかと思います。
でも考えてみてください。
子供はいずれ社会に飛び立たせる子です。
20年後、一番の最優先だった子供が離れていった時。
残るのは心の距離が遠くなっているかもしれないパートナーです。
僕は笑顔溢れる家庭でいたいから、自分とパートナーが一番で生きていきたいと思います。
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